【マイベスト7も公開!】読みたい本に迷ったら本屋大賞から選ぼう!

本の雑記
本の雑記
  • つまらない本で時間をムダにしたくない!
  • お気に入りの一冊の見つけ方は?
  • 本屋大賞を取った本でいちばんは?

この記事ではそんなギモンに応えていきます。

つまらない小説で時間をムダにしたくない!

この気持ち、すごく分かります!

私もかつて何日もかけて読んだ本がぜんぜん感動できなかったせいで「カネと時間返してくれ!」とよくイライラした経験があるので…

でも安心してください!
推し本探しに失敗しない、お気に入りの本を早く見つける方法があります。

それが本屋大賞のノミネート作品から探してみること!

本のプロが実際に読んでみて決めた1冊から選べば、お気に入りが見つかる近道になるはず!

このサイトでは、本屋大賞とは何?を簡単に紹介しつつ、
私なりの視点で「マイベスト本屋大賞作品」をランキング形式で紹介していきます。

とろすけ
とろすけ

何度も読み返したくなる”推し本”を見つけましょう!

本屋大賞ってどんな賞?

そもそも本屋大賞ってなんだっけ?

と感じてしまう方にむけて、改めて概要を整理しますね。

  • 2004年からスタートした文学賞
  • 過去1年間に発売された小説のなかからベスト本を選ぶ
  • コンセプトは「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」
  • 選考委員は書店の店員さん
    (=本を売るプロ)
  • 一般の読者も親しみやすい作品ばかり!
     ⇔ 芸術性が高すぎて庶民にはわかんない…なんてこともなし
  • ノミネート作品は選考委員たちが実際に読んでいるからハズレがない

毎年、大賞が発表される4月になると読書ファンはそわそわする一大イベントです。

とろすけ
とろすけ

いまや芥川賞や直木賞と並ぶといってもいい、本好きなら絶対外せない賞なんです!

▶▶目次にもどる

推し本に出合いたいなら本屋大賞ノミネート作から探そう!

【Question】
・つまんない小説で時間をムダにしたくない
・お気に入りの小説はどうやって見つければいい?

【Answer】
本屋大賞の歴代ノミネート作品から探してみればハズレなしです。

本屋大賞は、本のプロが実際に読んでみて「誰かにおススメしたい!」と思った作品ばかり。
しかも文学的に凝り固まった作品ではなく、読みやすく親しみやすい作品ばかりノミネートされています。

とろすけ
とろすけ

私も「つぎは何を読もうかな~」と悩むときはまず過去の本屋大賞ノミネートリストからさがします!

実写化・アニメ化されている作品も多いので、映像版をみて「面白そう」と感じた者から読んでいくのもおススメですよ。

▶▶目次にもどる

過去の受賞作をイッキ見!

2001年から最新版(2025)年まで、歴代の大賞受賞作を並べます

2004博士の愛した数式(新潮社・小川洋子)
2005夜のピクニック (新潮社・恩田陸)
2006東京タワー ~オカンと僕と、時々オトン~(リリーフランキー・扶桑社)
2007一瞬の風になれ(佐藤多佳子・講談社)
2008ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎・新潮社)
2009告白(湊かなえ・双葉社)
2010天地明察(沖方丁・角川書店)
2011謎解きはディナーのあとで(東川篤哉・小学館)
2012舟を編む(三浦しをん・光文社)
2013海賊と呼ばれた男(百田尚樹・講談社)
2014村上海賊の娘  (和田竜・新潮社)
2015鹿の王(上橋菜穂子・KADOKAWA)
2016羊と鋼の森(宮下奈都・文藝春秋)
2017蜜蜂と遠雷(恩田陸・幻冬舎)
2018かがみの孤城(辻村深月・ポプラ社)
2019そしてバトンは渡された(瀬尾まいこ・文藝春秋)
2020流浪の月(凪良ゆう・東京創元社)
202152ヘルツのクジラたち(町田そのこ・中央公論新社)
2022同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬・早川書房)
2023汝、星のごとく(凪良ゆう・講談社)
2024成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈・新潮社)
2025カフネ(阿部暁子・講談社)

ちなみに歴代最多ノミネートは伊坂幸太郎さん。
小川洋子さん、青山美智子さん、辻村深月さん、東野圭吾さんといった人気作家の作品が数多くノミネートされています。

映画やドラマになった名作ばかりですね!

そして次からはいよいよお待ちかね!
私の考える歴代本屋大賞ベスト7を紹介しますね!

▶▶目次にもどる

とろすけ的・歴代本屋大賞ベスト7!

ここからは、朝活読書家の私(とろすけ)が選んだ歴代本屋大賞マイベスト7を紹介します。

とろすけ
とろすけ

歴代のノミネート作品(全222作品)から幅広く選んでみました。

楽しかったり落ち込んだり、考えさせられたり…
爽やかな読後感を感じたりと「気持ちが動いた作品」を選びました! 

反対に「時間とお金返してくれ(; ・`д・´)」と感じたものはバッサリ選外にしています!

納得?それとも不満…? 早速みてみましょう!

第7位:ツバキ文具店(小川糸)

created by Rinker
¥660 (2025/04/28 20:15:14時点 Amazon調べ-詳細)

2017年のノミネート作品。

大切な想いを本人に代わって手紙にしたためる「代書屋さん」にフォーカスした小説です。

美しき鎌倉の街を舞台に、新人代書屋のポッポちゃんが離婚の挨拶状から借金のお断りまで、多彩な技で文字を紡ぐ。

文字に対するこだわりと書くことの奥深さが詰まった作品です!

評価ポイント
  • 斬新!主人公が実際に代書した手紙がクスっと笑える
  • 素直でまっすぐなポッポちゃんのキャラクターも癒し
  • 厳しいだけじゃない先代の人間らしさも感動要因

第6位:8日目の蝉(角田光代)

created by Rinker
¥636 (2025/04/28 20:15:14時点 Amazon調べ-詳細)

2008年ノミネート。
1985年に発生した実在の誘拐事件がモデルになった作品。

不倫相手の子供を誘拐してしまった希和子は、「薫」と名付けた赤ん坊を抱え、東京から西へ西へと逃亡を続ける。彼女のの逃亡生活を支えるのは様々な事情を抱えた女性たち。

やがてたどり着いた小豆島で、希和子と「薫」が本当の親子のような日常を過ごしていたとき、事態は急転し…。

とろすけ
とろすけ

家族をテーマに現代に強烈なメッセージを突き刺す作品です。

評価ポイン
  • 大人のエゴが強烈に突き刺さる
  • 家族って何?を問いかける強烈なメッセージ性

第5位:蜜蜂と遠雷(恩田陸)

created by Rinker
¥826 (2025/04/28 20:15:15時点 Amazon調べ-詳細)

ついに大賞受賞作が登場です!

2017年大賞受賞作。
世界的に有名なピアノコンクールを舞台に、4人の天才ピアニストたちが理想の音楽を掲げて熱き戦いに挑む。

最大の敵は自分自身!

目には見えない「音」を文字にして表す恩田陸さんの技巧が冴えわたる!恩田陸さんのお仕事小説の最高峰に挙げられる名作です。

評価ポイン
  • 努力>友情>勝利!少年ジャンプ的展開がGood
  • 同じ曲でもこんな多彩に表現できるんだという驚き
  • つい自分の姿を投影したくなる登場人物たち

第4位:成瀬は信じた道をいく(宮島未奈)

created by Rinker
¥1,584 (2025/04/29 05:41:43時点 Amazon調べ-詳細)

2025年のノミネート作品。
ぜひ前作『成瀬は信じた道を行く』とセットで読んでほしい!

最強の主人公が大暴れ⁉
大津とびわ湖を愛するスーパー女子大生・成瀬あかりのユニークなキャラクターが冴えまくった爽やか青春小説!

小学生にファンを作り、クレーマーを撃退し、受験の日にYouTuberを自宅に泊める…。

自分らしさをもって生きることが誇らしくなる一冊です。

評価ポイン
  • 主人公の強烈なキャラに驚嘆
  • 自分に胸をはりたくなる爽やかさが魅力!
  • ラストシーンは爆笑ですww

第3位:同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬)

created by Rinker
¥1,089 (2025/04/29 05:57:59時点 Amazon調べ-詳細)

2022年大賞受賞作。
第二次世界大戦の真っただ中、ナチス・ドイツ軍に故郷を蹂躙された少女セラフィマは、復讐を誓って女性だけの狙撃大隊に入隊する。

共に戦うのは、セラフィマと同じように戦争によって故郷や家族を奪われた少女たち。
そして過酷な訓練を経た狙撃大隊が派遣されたのは、大戦最大の激戦地・スターリングラードだった。

評価ポイント
  • 自分も戦場にいるかのような圧倒的リアリティ
  • 戦争をつうじて平和の大切さを訴えるメッセージ性
  • 逆転に次ぐ逆転の胸アツ展開

第2位:君の膵臓をたべたい(住野よる)

created by Rinker
¥697 (2025/04/28 20:15:15時点 Amazon調べ-詳細)

2016年のノミネート作品。

周りの世界から距離を置き、いつも一人で読書にふけっていた名前のない「僕」がたまたま見つけた一冊の本。それは膵臓の病気のために余命僅かとなったクラスメイトが密かに思いを綴った日記帳だった。

秘密を共有するようになった二人が真剣に向き合うのは、「明日が普通にくること」の尊さ。

とろすけ
とろすけ

衝撃のラストに涙なしでは読み進められない名作です!

評価ポイント
  • 生きていることに感謝したくなるストーリー
  • 初心者でもライトに読みやすい文章
  • 最後に待ち受ける衝撃の結末と切なさ(涙)

第1位:かがみの孤城(辻村深月)

created by Rinker
¥1,900 (2025/04/28 20:15:16時点 Amazon調べ-詳細)

迷いなしの圧倒的ナンバーワン!

2018年の大賞受賞作にして、稀代のヒットメーカーが織りなす圧倒的ファンタジー!

中学校入学とともに凄惨ないじめにあってしまい不登校になった少女・こころ。ある日彼女の部屋にある鏡が突然光りはじめ、吸い寄せられるようにたどり着いたのは不思議なお城。そこにはこころと同じように学校に通っていない6人の中学生と、皆が”おおかみさま”とよぶ謎の少女がいて…。

評価ポイント
  • 思春期の子供たちが抱える深い悩みを書ききった心情描写
  • 最後に待っているエグイすぎる伏線回収
  • 予想を裏切り続ける辻村ワールド全開

▶▶目次にもどる

まとめ:あなただけのお気に入りの一冊を見つけよう!

本記事では、本屋大賞とは何か?を解説しつつ、私なりの歴代本屋大賞ベスト7を紹介しました。

とろすけ流のTOP 7、あなたはどう思いましたか?
(納得?それとも不満…?)

ちなみに

  • 8位がそしてバトンは渡された
  • 9位が鹿の王
  • 10位が夜は短し歩けよ乙女 とかかな。

ここら辺は新しい作品が見つかれば変わるかも。

毎年4月になると読書ファンをぞわぞわさせる本屋大賞。
この作品しかないでしょ!みたいな名作が選ばれることもあれば、なんでコレ??みたいなサプライズ選出も正直あります。

ぜひ、あなただけのお気に入りの一冊を見つけてみてください!

▶▶目次にもどる

とろすけ

月に10冊以上の小説を読む読書家サラリーマン。

本業は製造業のITエンジニア。

好きな作家は辻村深月と恩田陸。

おすすめは
『かがみの孤城』
『琥珀の夏』
『蜜蜂と遠雷』
『君の膵臓をたべたい』など。

とろすけをフォローする
とろすけをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました